第三のMAD

MADムービーは、取り扱うコンテンツコンセプトによって、大きく分けて5つの文化圏に分けることができます。また、メディアの特性によっても2つの系統に分けることができます。

動的コンテンツ

1.音声系(1982年~「New Mad Tape」)
2.動画系(1984年~「えとけっとビデオ」)
3.二次創作系(1981年~「DAICONⅣ」以降進化)

静的コンテンツ

4.静止画系1997年頃~)
5.FLASH系(2002年 2chでFLASH板設立)※ Flashは2020年サポート終了。

しかし、動的でも静的でもなく、どの文化圏にも属さないまったく新しいコンセプトの動画が近年現れました。

混合コンテンツ

6.新動画系(2003年~「Secret Waltz」)

動画・静止画・手描き素材を応用的に用いたミックスコンテンツ型のミュージックビデオ系MADムービーです。厳密には複合融合混合MADですが、ながったらしくなるので、 仮に「新動画系」と呼ぶことにします。

動画素材に静止画的手法を用いたり、アニメ動画とCG画像などを混合したり、キネティック・イポグラフィやモーションエフェクトを多用するなど、非常に高度な編集手法を用いるのが特徴です。中には手描きや3Dを用いるものも存在します。

2003年に軍魔氏&Piano氏が『Secret Waltz』を作ったとき、衝撃と同時にどう評価していいのか?困惑し長年もやもやしたものがあったのですが、コンテンツもコンセプトも違うものに、動画MADの物差しで評価などできるはずがなく、違う文化圏とすべきなのだろうという結論に至りました。

『Secret Waltz』が作られてから15年(早いね・・・)、2018年現在、最も多いジャンルの一つとなっています。当時としては衝撃的でした。