ニコニコ動画というメディアの話

ニコ動、「V字回復シナリオ」の厳しすぎる現実

2018年5月19日、各メディアでニコ動の業績見通しに関するニュースが報道された。概ね予想通りの数字なだけに、ニコニコユーザーの心境も複雑だろうと思う。

先日、ニコニコで活動しているMAD編集者と出会うことができ、このようなコメントを聞けた。

「ニコニコ動画も過疎化が進み、MAD自体の人気が下火になってきているー。」

ニコニコ動画離れは、ユーザーにも顕著に実感してきてるようだ。

しかしユーザーはどこへ流れていったのか?多くはYouTubeへシフトしたとも言われ、また、一部のユーザーは中国系の無料動画サイトへ移動したという話も聞く。

このニコニコ離れの原因には、ユーザーへの課金とクリエーター報酬の問題があるようだ。

MADについていえば、収益うんぬんは関係のない話なのだが・・・。視聴者が減れば、土台の大きいメディアに移行するのはしかない事情だ。

ニコニコ動画が誕生して12年。メディアのライフサイクルとしては衰退期を向えてきてもおかしくはない。次なるコミュニケーション手段を打ち出してくるのか?はたまた、次の新たなメディアが登場してくるのだろうか?

YouTubeとはGoogle大帝国が作り出した資本主義社会が凝縮されたようなシステム。だから、ここまででかくなった。しかし、日本のオタク文化には合わない気がするのは私だけだろうか・・・。

MADムービーとはユーザー同士がコミニュケーションを取る為の一つの道具であり、好きなアニメについて語り合う、これがMADの本質だと思う。

2chしかり、ニコ動しかり、同調と共感がオマージュを生み出す。コソコソながら、しっかりとしたコミュニティを作ることがオタク文化の原点だと思う今日このごろです。